【CRI時評】東西半球の二つの最大の発展途上国が再び握手へ

CRI online    2023年4月12日(水) 13時50分

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ブラジルのルラ大統領が12日に中国訪問を開始するのに伴い、海を挟んで遠く離れたこの二つの新興大国が再び握手することになる。

中国とブラジルはそれぞれ東西の半球において最大の発展途上国だ。ブラジルのルラ大統領が12日に中国訪問を開始するのに伴い、海を挟んで遠く離れたこの二つの新興大国が再び握手することになる。

経済の議題が、ルラ氏の今回の旅の大きな焦点だ。ブラジルは現在、ポストコロナの回復という重要な任務に直面し、ルラ氏は同国の「再工業化」推進に尽力している。他方、中国は質の高い発展と高水準の開放を推進中で、ブラジルを含む世界各国にウィンウィンのチャンスを提供する。

両国上層部の推進の下で、二国間交流は日増しに深まり、両国民間の距離も絶えず縮まっている。サッカー、サンバ、シュラスコだけでなく、今日の中国人、特に若者はブラジルのことをより理解していて、例えばブラジリアン柔術は近年、中国で急速に普及し、中国柔術運動発展委員会も設立された。

ブラジル人の中国に対する理解も長城とカンフーだけにとどまらない。ブラジルでは中医が広く歓迎されていて、正式な中医鍼灸(しんきゅう)師の数は10万人を超える。「中国製」はますます多くのブラジル民衆に恩恵をもたらしている。

科学技術協力は、中国とブラジルの協力におけるもう一つの重要な柱だ。中でも、中国・ブラジル地球資源衛星プロジェクトは「南南協力の模範」と誉れ高く、先進国による技術独占の打破に模範的な効果をもたらしている。

国際情勢が複雑化・多変化する中、中国とブラジルは発展途上国の先導者として、覇権主義と強権政治に反対し、真の多国間主義を支持している。両国は、国連、世界貿易機関(WTO)、主要20カ国・地域(G20)、BRICSなどの国際機関と多国間メカニズムで緊密な協力を保ち、発展途上国の声を増強し、平和と発展の声を壮大にしている。ルラ氏は中国に向けて出発する前、ウクライナ危機に対する中国の役割と「和平」という言葉に繰り返し言及し、「誰かが和平について話し始めなければならない。なぜなら米国と欧州は和平について話していないからだ」と強調した。中国とブラジルは、両国首脳によるリーダーシップの下で、各分野における互恵友好協力の質が高まり、地域と世界の安定と繁栄の促進に新たな貢献をするに違いない。(提供/CRI

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