日本の汚染水放出決定に深刻な懸念と反対表明―中国外交部

CRI online    2023年4月12日(水) 11時50分

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中国外交部の報道官は「日本側に対し、国際社会と日本国民の合理的な関心事を直視し、国際的な義務と安全基準および国際的に良好とされる慣例に基づいた安全な方法で放射能汚染水を処理するよう促す」と述べました。

報道によりますと、韓国の最大野党・共に民主党の「福島原発汚染水対策団」(以下、対策団)が日本を訪問し、日本による福島の放射能汚染水の海洋放出に対し深刻な懸念を表明しました。また、日本では多くの人々が抗議デモや集会を開き、日本政府が推進する放射能汚染水の海洋放出計画に反対し、「汚染水の海洋放出は日本と世界の人々に健康上の危険性をもたらす」と表明しています。

この報道について、中国外交部の汪文斌報道官は11日の定例記者会見で、「われわれは改めて日本側に対し、国際社会と日本国民の合理的な関心事を直視し、国際的な義務と安全基準および国際的に良好とされる慣例に基づいた安全な方法で放射能汚染水を処理するよう促す」と述べました。

汪報道官はまた、「海洋放出以外の方法を十分に研究・検証し、予測不可能なリスクを国際社会に転嫁することを避けるべきだ。また、周辺諸国などの利害関係者や関連する国際機関と十分に協議し合意する前に、日本側は独断で放射能汚染水の海洋放出を開始すべきではない」と指摘しました。(提供/CRI

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