超深水大型ガス田「深海1号」、遠隔操作による生産能力を形成―中国メディア

人民網日本語版    2023年4月11日(火) 22時30分

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中国海洋石油集団有限公司は10日、「超深水大型ガス田『深海1号』の遠隔操作による生産改善・調整作業が完了した」と発表した。

中国海洋石油集団有限公司(中国海油)は10日、「超深水大型ガス田『深海1号』の遠隔操作による生産改善・調整作業が完了した。台風期間中も安全で安定した生産を維持する能力を持ち、世界初の遠隔操作による生産能力を持つ超大型深水半潜水式石油生産貯蔵プラットフォームになった」と発表した。新華社が伝えた。

中国海油海南分公司の劉小剛社長は、「海南島南東海域に位置する『深海1号』は、最大作業水深は1500メートルを超える。中国が独自に設計・建造した世界初の10万トン級深水半潜水式石油生産貯蔵プラットフォームである『深海1号』エネルギーステーションを運営し、年間ガス生産量は30億立方メートルに達する。ガス田は2021年6月の稼働開始から現在まで45億立方メートル以上のガスを生産しており、45万立方メートル以上のコンデンセートを外部に輸送している。完全な超深水ガス田運用保守技術体制を独自に構築した」と述べた。

「『深海1号』の生産設備は現在、丁寧な調整により最高の運営状態になっている。ガス田の安定生産が直面する最大の挑戦は、夏と秋に多発する台風だ」。劉氏によると、「深海1号」は遠隔操作による生産能力を形成した後、台風期間中も油ガス掘削設備の運転を維持できる。これまで世界では深水半潜水式プラットフォームの台風期間中の遠隔操作による生産の成功例がなかったという。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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