日系車が中国で不人気に、トヨタ、ホンダなど軒並み急落―中国メディア

Record China    2023年4月11日(火) 12時0分

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10日、快科技は、中国の自動車市場で日系車の不振が顕著になっていることを報じた。写真は山東省済南市で開かれた斉魯モーターショー2023。

2023年4月10日、中国メディア・快科技は、中国の自動車市場で中国ブランドの新エネルギー自動車が急速に販売を伸ばす一方で合弁ブランドのシェアは低下し続けており、特に日系車の不振が顕著になっていることを報じた。

記事は、マツダが先日発表した今年1〜3月の中国販売台数が前年同期比66.11%減の4万1000台にとどまり、長安マツダが長安汽車の合弁ブランド中で最も業績を落とし、ほかの日系ブランドと比べても販売台数の低下が際立ったと伝えた。

また、トヨタも同14.57%減の37万9800台、日産も同36.8%減の16万1961台、ホンダも同37.7%減の22万367台と軒並み中国での販売台数が減少しており、日系ブランドが中国市場において落ち目にあることがうかがえると紹介。日産のシルフィやホンダのアコード、スイフト、CR-Vといった売れ筋製品も衰えが見え始めたとしている。

その上で、日系ブランドの市場シェア後退の大きな要因がBYDを始めとする中国ブランドの台頭にあるとし、BYDの今年1〜3月の販売台数が同92.81%増の55万2076台に達したことを紹介。日系ブランドはここ数年爆発的なヒットとなるモデルを発売できていない上、新エネ車分野でも特筆すべき点がないことから、このままではますます厳しい状況に追いやられるばかりだと伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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