国際サッカー連盟（FIFA）は6日、最新のFIFAランキングを発表した。

同ランキングでは、昨年のワールドカップ（W杯）カタール大会で優勝したアルゼンチンが2位から1つ順位を上げて1位となった。また、準優勝のフランスも3位から1つ順位を上げ2位に。1位だったブラジルが3位に後退した。

以下、ベルギー、イングランド、オランダ、クロアチア、イタリア、ポルトガル、スペイン、モロッコ、スイス、米国、ドイツ、メキシコ、ウルグアイ、コロンビア、セネガル、デンマーク、日本が続いた。

アジア勢では日本が20位でトップ。以下、イランが24位、韓国が27位、オーストラリアが29位、サウジアラビアが54位、カタールが61位、イラクが67位、アラブ首長国連邦（UAE）が72位、オマーンが73位、ウズベキスタンが74位。なお、中国はアジア11位の81位となっている。

中国ではアルゼンチン代表の人気が高く、「アルゼンチンが6年ぶりに1位に！うれしい」「アルゼンチンを称賛。半年で6位から1位に（涙）」「W杯前36戦無敗、W杯初戦はつまずいたが、それから8試合全勝！さすが世界一！」といった声が上がったほか、「（W杯出場を逃した）イタリアがなぜまだそんなに上位に？」「米国の13位は高すぎでは？」「ドイツはずいぶん下がったもんだな」といった声が寄せられた。

また、「アジアは成長している。トップ30に4チームが入った！」「日本は20位、うらやましい」「やっぱ日本はすごいなあ」との声がある一方、「アジア枠が10あったとしても（中国は）厳しいな」「次の大会は出場枠が拡大されても8．5だからね」「中国は安定の順位だな」「（中国は）これでも高すぎるくらいだ」「（中国は）ランキングが下のシリアやベトナムにも勝てないでしょ」など、相変わらず自国代表に厳しい声が飛んでいる。（翻訳・編集/北田）