祝日出勤を命じたリーダーに部下がキレる、チャット履歴拡散―中国

Record China    2023年4月5日(水) 22時0分

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中国でこのほど、会社の従業員が祝日に出勤するよう命じたリーダーに対し、日頃の残業への不満などもあってキレ、それに共鳴した同僚らが集団で辞職を申し出るチャット履歴がネット上で拡散した。

今月5日は中国で清明節の祝日だが、中国四川省成都市にある中国電科(CETC)成都区ソフトウエア開発事業部の従業員とみられる人物が、清明節に出勤するよう命じたリーダーに対し、日頃の残業への不満などもあってキレ、それに共鳴した同僚らが集団で辞職を申し出るチャット履歴がネット上で拡散した。

中国メディアの九派新聞は5日、成都市労働保障監察総隊の担当者の話として、祝日出勤は平常時の3倍の給与を支払うことが会社に義務付けられているとし、ネット上で拡散したチャット履歴のスクリーンショットにあるような午前8時から午後11時まで働いているという状況が事実なら、会社は労働法(毎日8時間勤務制、残業は3時間を超えてはならない)違反の疑いがあり、法に則り処罰されることになると伝えた。

リーダーにキレた従業員はすでに退職したという。中国電子科技集団の本社の担当者は、報道でこの件を知ったとし、具体的な状況は不明で、関係者による事実確認が終わり次第、まとめてコメントすると回答しているという。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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