香港のニュースサイト・香港01に5日、子連れ旅行の問題点やおすすめの海外旅行先などを紹介する記事が掲載された。

記事は「小さな子どもを連れての海外旅行は子どもの視野や見聞を広げるだけでなく、家族の絆を強くすることにもつながる非常に有意義な経験だ」とする一方、子連れ旅行ならではの問題点を3つ挙げた。

1つ目は「子どもが小さすぎて海外旅行のことを覚えていないこと」こと。記事は「国内旅行でも同じだが、子どもは旅先でのことをすべて覚えているわけではない」としながらも、家族と一緒に旅行に行ったという素晴らしい思い出を覚えていれば十分だとした。

2つ目は「荷物が多く買い物が満足にできない」こと。記事は「子連れだと荷物は確かに多くなる」とする一方、「ベビーカーは買い物カートとして活用でき、買った物をかけることができるので心配ない」とした。

3つ目は「飛行機で子どもが騒ぐと気まずい」こと。記事は「子どもが泣くのは普通のこと。海外や飛行機に乗っている時だけのことではない」とし、「飛行機ではほとんどの人が思いやりを持って接してくれ、キャビンアテンダントも子どもをあやしたりしてくれるため心配はない」とした。

また、「おやつと耳栓が入ったプレゼントをいくつか用意しておき、離陸前に周囲の乗客に配って事情を伝えれば、普通は理解を得られる」とアドバイスした。

続いて、子連れで行くのにおすすめの場所を3つを提案した。

まずは日本の沖縄。記事は「レンタカーを借りて自分で運転すれば気兼ねなく旅行できる。親子で楽しむ島遊びは沖縄が一番人気だ」とし、「豊かな自然に囲まれ、美しいビーチは子どものパラダイス。大きな水族館もあり、遊びながら学ぶこともできるほか、さまざまな祭りも行われており、文化を体験しながら旅を満喫できる」とした。

2カ所目はマレーシア。記事は「ジョホールバルのレゴランドは家族連れにぴったり。さまざまな模型が展示してあるほか、大人も子どもも楽しめるアトラクションがたくさんある」としたほか、「サンリオ・ハローキティタウンやトーマスタウンもあり、夢の世界を存分に楽しむことができる」と紹介した。

3カ所目はオーストラリア。記事は「自然豊かで多元的な場所。カンガルーやコアラなどユニークな動物たちもたくさんいて、子どもにとっては間違いなく学びの機会になる」と説明。「果樹園で果物狩りを楽しむこともでき、遊びながら多様な経験をすることができる場所だ」と評した。（翻訳・編集/北田）