上海地下鉄で笑いながらナイフを振り回す男性客=「保安検査はどうした?」と物議―中国

Record China    2023年4月3日(月) 20時0分

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中国・上海市の地下鉄で1日、乗客の男性が車内で折り畳み式のナイフとみられるものを振り回す様子が撮影され、物議を醸している。写真は上海地下鉄。

中国・上海市の地下鉄で1日、乗客の男性が車内で折り畳み式のナイフとみられるものを振り回す様子が撮影され、物議を醸している。

車内で撮影された映像には、笑みを浮かべた若い男性が右手に持った折り畳み式のナイフをくるくると振り回す様子が映っている。動画によっては同乗者と談笑しているようにも見える。車内は比較的混雑していたようで立っている乗客も多く、一歩間違えればけが人が出ていた可能性もある危険な行為だった。

上海地下鉄の係員は現地メディアの取材に対し、「刃物は車内に持ち込んではいけないことになっています。映像についてどういう状況だったのか確認します」と回答した。中国の地下鉄では駅に入る際に保安検査が実施されるため、ネットユーザーからは「どうやって検査をパスしたのか」との疑問の声が上がった。

中国メディアの極目新聞は、「地下鉄車内に刃物を持ち込んではいけないというのは常識であり、他人に傷害を負わせかねないばかりか、パニックによる混乱を招く可能性もある」と問題の行為を批判する一方、「地下鉄の保安検査に疑義が生じたのはこれが初めてではない」とも指摘。SNS上では「地下鉄の保安検査はおざなり」「検査員はおしゃべりをしていてきちんと見ておらず、違反品を持ち込み放題」「保安検査を通過した後、柵越しに物を受け渡ししてもとがめられない」といった声が見られ、検査が形骸化しているとの指摘が以前からあったとした。

そして、実際に2022年11月には広州地下鉄1号線で男が持ち込んだ「強酸性溶液」に足を滑らせて転倒した13歳の男の子が体の広範囲に熱傷を負う事件があり、地下鉄の運行会社が謝罪声明を出すに至ったと説明。「地下鉄の保安検査は市民に多くの不便をもたらしている上、プライバシーの問題もある。市民らはそうした中でもなお検査に協力しているが、こうした初歩的なミスが頻繁に起これば協力の意識が大きく薄れ、保安検査はさらに形骸化することになるだろう」との見方を示した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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