よかった…音信不通と伝えられたサッカー元中国代表がSNS更新―中国メディア

Record China    2023年3月31日(金) 22時0分

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30日、北京青年報は、「音信不通」と伝えられてきたサッカー元中国代表の孫継海氏が久しぶりにSNSアカウントを更新し、精力的にサッカー普及活動を行っていることを報告したと報じた。

2023年3月30日、中国メディア・北京青年報は、「音信不通」と伝えられてきたサッカー元中国代表の孫継海(スン・ジーハイ)氏が久しぶりにSNSアカウントを更新し、精力的にサッカー普及活動を行っていることを報告したと報じた。孫氏の「健在」に、サッカーファンたちは安堵(あんど)したようだ。

記事は、このところ「連絡が取れなくなっている」との情報が流れていた孫氏が30日に個人の微博アカウントを更新し、近況報告を行ったと紹介。孫氏が「中国サッカーに波乱が起きているこの時期、自分のことをしっかりやって、ユース育成に力を注いでいる」とし、自身が会長を務めるスポーツメディア・トレーニング企業、嗨球科技のユースエリートチーム結成に向けた準備を進めており、貴州省遵義市で4月中旬に2015年生まれ世代のトライアウト参加選手募集イベントを実施することを明らかにしたと伝えた。

孫氏はまた、4月29日から5月3日のメーデー連休期間中には全国の2013〜15年生まれ世代を対象にしたトライアウト参加選手募集活動を行う予定で、いずれのイベントもオンラインで生中継すると発表。「来月、遵義で会おう」と結んでいる。

孫氏は昨年12月だけで7回微博アカウント上に近況報告を書き込んでいたが、今年に入ってからは1月21日の春節時、そして3月10日の2回のみにとどまっていた。中国サッカー界の大物が相次いで「音信不通」となり、当局から調査を受けているとの情報が流れる中で孫氏の状況を案ずる声もあったようだが、30日に安否が確認されたことで多くのファンが胸をなで下ろしたようだ。

ネット上では「継海さんは素晴らしい」「真面目に、誠意をもってサッカーに取り組んでくれる人がいて本当に良かった」「中国サッカー界が大荒れで、中国代表の成績も悪くネット上で激しい批判が噴出する中でも、本当にサッカーを愛する人たちが変わらず地道に取り組んでいるということを知らなければ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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