戦闘機の計器が故障、感覚だけで空母に着艦した海軍パイロットを中国メディアが称賛

Record China    2023年3月31日(金) 6時0分

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中国中央テレビのニュースアカウント・央視新聞は29日、中国版ツイッター・微博で、中国海軍の戦闘機パイロットを称賛する動画を投稿した。写真は空母「山東」。

中国中央テレビ(CCTV)のニュースアカウント・央視新聞は29日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、中国海軍の戦闘機パイロットを称賛する動画を投稿した。

報道によると、中国海軍所属で空母「山東」の艦上戦闘機パイロットである鄭子謙(ジョン・ズーチエン)氏は2020年の任務中、戦闘機の計器が突然故障するというトラブルに見舞われた。隊員らは最悪の事態も想定したが、無事着艦することに成功したという。

鄭氏は「自分の感覚だけで操縦するしかなく、着艦信号士官(LSO)と協力して着艦しなければならなかった。(こうした事態は)前例がなかった。多くを考える暇はなく、迅速に心を整え、空母に降りることに成功した」と振り返った。

央視新聞は「(鄭氏は)冷静な操縦によって危機を回避することに成功した!敬礼!」とたたえており、ネットユーザーからも「すごすぎる」「度胸と技術と強靭なメンタルを持っているんだ」「職責を忠実に全うする。尊敬に値する」「偉大な人民の英雄だ」などの称賛の声が上がった。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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