ジャック・マー氏が初めてChatGPTについて語る―中国メディア

Record China    2023年3月28日(火) 12時0分

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27日、財聯社は、アリババグループ創始者の馬雲氏が浙江省杭州市で姿を見せ、世界的な注目を集めているチャットボットChatGPTについて言及したことを報じた。

2023年3月27日、中国メディアの財聯社は、アリババグループ創始者の馬雲ジャック・マー)氏が浙江省杭州市で姿を見せ、世界的な注目を集めているチャットボットChatGPTについて言及したことを報じた。

記事は、これまで日本やタイで姿を見せてきた馬氏が先日中国に戻り、27日にはアリババグループの経営幹部集団「アリババ・パートナー」が投資する非営利民間学校の杭州雲谷学校を訪れ、校長らと新たな技術変革が教育にもたらすチャレンジ、チャンスについて議論したと紹介。馬氏が議論の中で、ChatGPTの技術が教育にチャレンジをもたらしているとするとともに「これはAI時代の始まりに過ぎない」と指摘、「われわれはAIにコントロールされるのではなく、AIを利用して問題を解決しなければならない。人間の体力、脳力はマシンにかなわないが、人間にはロボットにない『心』を持っている」と語ったことを伝えた。

また、工業の時代は知識を駆使する「知識による競争」であるのに対し、デジタル時代は知恵を駆使する「創造力、創造力の競争」であるほか、リーダーシップや責任力、さらには独立した思考の競争であるとの考えを示したと紹介している。

記事は、ネット上で数日前に浙江省杭州市内のトンネル内で馬氏一行を目撃したという動画が拡散し、注目を集めていたと紹介。動画では車の中で同乗者と会話をする様子が映っていたとし、「関係筋に確認したところ、動画の人物は馬氏とアリババグループの張勇(ジャン・ヨン)CEOらだったことが分かった」と伝えた。

さらに、馬氏がこの1年でオランダ、日本、タイなどの農業研究機関を訪れて農業技術の視察を行い、今後農業技術と農村教育公益事業を活動の重点に据えることを表明していたとしている。(翻訳・編集/川尻


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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