工業排水を「スーパーろ過」で飲料水に、北京の猛暑対応策―中国

Record China    2014年7月15日(火) 2時9分

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14日、本来ならばただの工業排水が、「スーパーろ過」により、国家基準をクリアする飲料水に変わる。北京市自来水(水道水)集団田村山浄水場スーパーろ過処理施設がこのほど稼働開始した。

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2014年7月14日、本来ならばただの工業排水が、「スーパーろ過」により、国家基準をクリアする飲料水に変わる。北京市自来水(水道水)集団田村山浄水場スーパーろ過処理施設がこのほど稼働開始した。この措置により水緊急供給能力が1日4万立方メートル追加され、市街地の水供給能力が322万立方メートルに達した。この供給量は、門頭溝区の1日の使用量に相当する。人民日報が伝えた。

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北京市街地の水供給量は今年5月29日に1日304万立方メートルに達し、過去100年で最高となった。5月30日には1日306万5000立方メートルで記録を更新した。今夏、市街地の水供給量は1日318万トンという限界に近づく可能性がある。北京市自来水集団は独自に開発した特許技術を使い、水処理率を100%に近づけ、水資源の利用効率を大幅に高めた。

従来の技術では、一定量の工業排水は濁度が高く処理が難しいことから処分されていた。北京市自来水集団の関係者は、「追加された4万立方メートルのうち、2万立方メートルはこれまでならば処分されていた工業排水だ」と語った。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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