秦剛国務委員兼外交部長は26日午前、北京を訪問中のホンジュラスのレイナ外相と会談した後、共同で記者会見を開きました。

秦外交部長は、「ホンジュラスが世界の181カ国と同じ立場に立つことを選び、『一つの中国』原則を認め、それを守ることを約束し、いかなる前提条件も設けずに中国と国交を樹立するという政治的な決断を下したことは、ホンジュラスの国家と国民の根本的な利益と長期的な利益に見合う。これは、『一つの中国』原則を堅持することが国際的な道義と時代の流れに沿った正しい選択であり、人心の向かうところであることを改めて証明した」と述べました。その上で、台湾当局に対し、「『台湾独立』分裂活動は中華民族の意志と利益に背き、歴史の流れに逆行する行為であり、最終的には行き詰まる」と強調しました。

また、秦外交部長は、カストロ大統領の早期訪中を歓迎すると述べたほか、ホンジュラスの企業家代表団が中国を訪問し、貿易、観光、投資などの協力について話し合うことに期待を示しました。

レイナ外相は、「ホンジュラスと中国の国交樹立は歴史的な一歩であり、両国民に幸せをもたらす新時代が幕開けした」と述べ、ホンジュラスが中国と金融、貿易、インフラ整備、科学技術、文化、観光などの分野における協力を強化し、多国間枠組みにおける連携を密接にしたい考えを示しました。その上で、カストロ大統領への訪中要請に感謝の意を示し、「両国民のみならず全人類に幸せをもたらす訪問になるだろう」と述べました。（提供/CRI）