インフルエンサーが撮影のため桜の木を揺らして花吹雪、所属会社が謝罪―中国

Record China    2023年3月24日(金) 23時0分

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22日、浙江省杭州市で樹齢100年以上の桜の木を揺すって花を散らしたとしてインフルエンサーが炎上し、翌日に謝罪の手紙を出すトラブルがあった。中国版ツイッター・微博で経緯が紹介され、注目を集めた。

2023年3月22日、浙江省杭州市で樹齢100年を超える桜の木を揺すって花を散らしたとしてインフルエンサー炎上し、翌日に謝罪の手紙を出すトラブルがあった。中国版ツイッター・微博で経緯が紹介され、注目を集めた。

浙江電視台の微博アカウント「浙様江TV」は23日、複数のネットユーザーが22日に「あるインフルエンサーの集団が杭州市の信義坊で樹齢100年以上の桜の木を撮影をしていた際、枝を揺すって大量の花びらを散らしていた」とする映像を公開し、ネット上で拡散したことを紹介した。

そして、このインフルエンサー集団の所属する会社が翌23日午後に信義坊商業街管理委員会宛てに手書きによる謝罪の手紙を出し、その中で「全ての損失に対する責任を負い、全てをきれいに掃除する所存です。当社は管理上の過ちを認識しており、今後管理を強化し、スタッフのレベルを高めるとともに、撮影時にも注意を払い、公共の植物を損傷しないようにします」との意思を示したことを伝えている。

この件について、中国のネットユーザーは「花は来年また咲くかもしれないけど、人の品位は一度失ったらもう取り戻せない」「そろそろインフルエンサーの規制をしてほしい。(同じく浙江省にある)西湖もインフルエンサーだらけだよ」「インフルエンサーたちが外で大きな音を出すのは取り締まれないかな。本当にうるさい」「お金であがなえる損失はないし、掃除だっていまさら必要ない。要は反省していない」「ネットで暴露されたから掃除するとか言ってるんだろ。注目されなかったら何もする気などなかったくせに」といったコメントを残している。

また、誠意を示そうとしたと思われる手書きの謝罪文に対しても「文字は人を表すという。もっと字の練習をしたほうがいい」「小学1年生のほうが上手な字を書く」などといったツッコミが寄せられた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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