2014年7月10日、中国のテレビ番組が三国志の英雄・曹操（そうそう）の顔の復元画を公開し話題を呼んでいる。

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曹操（155−220年）は、群雄が割拠した後漢末期の武将、政治家。中国の北半分を制し、三国時代の魏の礎を築いた英雄だ。

山東衛星テレビの番組「中国面孔」では、似顔絵捜査の専門家が、1800年前の中原地方（黄河中下流域）の人の特徴や、文献に記された曹操の容貌、DNAで子孫認定された数千人の顔を分析し、曹操の顔を初めて復元した。

中国メディア・網易は「番組が放送されると、中国のネット上では賛否両論が激しく、両者の舌戦は止むことを知らない」と伝えている。

以下はネット上の主な反応。

「（曹操の顔の復元は）とても有意義だ。歴史に触れた感じがする」

「未解明のものに挑戦する精神は称賛されるベき。専門家の成果に拍手を送ろう」

「これこそ中国のソフトパワーを体現するものだ。国家の力とは軍事力だけじゃない」

「今まで抱いてきた曹操のイメージが台無しだ」

「英雄にはとても見えない。颯爽とした男前であってほしい」

「直視できない」

「信じたくない」

（翻訳・編集/NY）