日韓の野球はなぜここまで差がついたのか、韓国メディアが分析=韓国ネットにも厳しい声

Record Korea    2023年3月23日(木) 13時0分

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23日、韓国・SPOTV NEWSは「日本の野球はいまや韓国と違うレベルにある」「投手の実力差はわずかここ10~15年で格段に広がった」などと伝えた。

2023年3月23日、韓国・SPOTV NEWSは「日本の野球はいまや韓国と違うレベルにある」「投手の実力差はわずかここ10~15年で格段に広がった」などと伝えた。

記事はまず「今回のWBCで日本の投手は、自身の成長ぶりを世界に示した」とし、「『投手全員が最高150キロ以上のスピードボールを投げられる』との言葉もうそではなかった」「日本の投手は米国の投手より速いボールを誇り、より多くの空振りを誘った」と説明している。

今大会で日本の投手は100マイル(約161キロメートル)以上のボールを計58回投げた。ベネズエラの投手は20球、ドミニカ共和国は13球にとどまり、トップクラスの投手が不在の米国は0球だったという。

また「日本の球速が成長を続けている一方、韓国はここ10年変化がない」と指摘。「コマンド(制球力)も日本の投手の方が優れていて、韓国の投手はコンディションがどうであれ、全力で投げるとコマンドが揺らぐケースが多かった」としている。

その上で「日本の投手の球速が上がったのは体系的な基本技運動と育成システムという日本の伝統に、トラッキングシステムやバイオメカニクスなど多様な技術を融合させたことが決定的な原動力として挙げられる」「先端装備を導入しただけでなく、そこから導き出される数字を深く解釈し、これを基にコーチング技法を変化させた指導者らの力がなければ、発展は不可能だった」と分析している。

また「日本に置いていかれた韓国は後発者の追い上げにも苦しんでいる。今回のWBCでは、格下と考えていた国にも、韓国より速いボールを投げる投手が数多く存在するということが確認できた」とし、「日本との差はすぐに追いつけるものではないが、忍耐力を持って選手を育てていかなければならない」と伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「ここ数年でKBO(韓国プロ野球)が発展したのは年俸だけ」「給料は上がったのに実力は下がった」「試合前日にお酒を飲む度胸だけは世界一」「韓国は日本の高校野球と戦っても負けるかもしれない」「同じ野球選手なのに、日本の選手とは体形からして差がある」「KBOのために国民ができることは関心を寄せないことだ」など、韓国の選手への厳しい声が殺到している。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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