”暴言疑惑”尹大統領のメディア対応に、米国務省「暴力的」=韓国ネット「恥ずかしい」

Record Korea    2023年3月22日(水) 14時0分

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21日、韓国・MBCは「米国務省が2022年版の人権報告書を発表し、韓国については表現の自由の制限などへの懸念を示した」と伝えた。写真は韓国大統領室Facebookより。

2023年3月21日、韓国・MBCは「米国務省が20日(現地時間)に世界各国を対象とする2022年版の人権報告書を発表し、韓国については表現の自由の制限などへの懸念を示した」と伝えた。

記事によると、報告書は「暴力といじめ」の事例として昨年9月に尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が訪米した際の「暴言疑惑」に言及し、「放送局MBCが尹大統領の映像を公開すると、大統領は『同盟を傷つけ、国家の安保を危険に陥れかねない』と述べた」と指摘している。

また、大統領室が記者団側に当該映像が公開されることがないよう措置を求めたこと、その後MBC記者の大統領専用機への搭乗を禁じたこと、メディア8団体が共同声明を出し、大統領室の決定を「言論の自由に明確に反する行為」であると糾弾したことにも触れている他、与党「国民の力」所属議員らがMBCを名誉毀損(きそん)と大統領の職務妨害の容疑で告発したことについても「暴力といじめ」の一事例だと指摘しているという。

報告書はこの他にも、政府の腐敗、ジェンダー暴力調査の不在、韓国軍の同性愛処罰問題などにも言及している。集会・デモの自由に関しては「韓国政府は一般的に集会の自由を尊重しているが、一部制限を設けている」と指摘しているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「大統領が外国に出向いて、国に泥を塗った。本当に恥ずかしいことだ」「国民に恥ずかしい思いをさせ、国の品格を落とした人間に、もはや大統領の資格などない」「数十年かけて国民が引き上げてきた国の品格を、大統領就任1年で崩してしまった。4年も様子を見る必要はない」「日本には全て差し出し、中国からは軽視され、米国からも悪口を言われ…。いないほうがましなレベルの大統領だよ」など、大統領への厳しいコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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