駐タンザニア中国大使「困ったもんだ、中国人の悪習」と告白=“現地への迷惑”処理に大忙し―中国紙

Record China    2014年7月14日(月) 14時47分

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13日、南方都市報によると、中国の呂友清・駐タンザニア大使はメディアの取材に対し、赴任地で中国人の悪習に悩まされていると語った。写真は中国の援助で建設されたタンザン鉄道ダルエスサラーム駅。

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2014年7月13日、南方都市報によると、中国の呂友清(リュー・ヨウチン)駐タンザニア大使はメディアの取材に対し、赴任地で中国人の悪習に悩まされていると語った。以下は大使のコメント。

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悪習の1つ目は、中国人同士で内輪もめをし、団結せず、互いに足を引っ張り合ったり中傷しあったりすることだ。

2つ目は、遵法意識に欠け、禁止されていることを行おうとすることだ。少数ではあるが、象牙やサイの角、鉱石などの持ち出し禁止品を密輸しようとする。タンザニア政府が密輸の取り締まりをするというと、緊張が走る。空港の出国審査場ではしょっちゅう中国人が検査の対象になり、そのたびに税関の長に面会を求めることになる。

税関当局も、人員が足りない中で人手を割かれるのは迷惑だと言っている。体中に象牙製品を挟み込んでいる写真を見せてもらったが、ブラジャーに象牙を挟んで出国しようとする女性までいた。面会した密輸者は自信たっぷりに「大使、わが国はこんなにたくさん援助しているのに、どうしてこんな扱いをされなければならないんですか」などと言う。少しの遵法意識もない。

商売に携わる人間の信用も大きな問題で、最も深刻なのは偽物商品だ。この点から目を逸らしてはならないだろう。米国で、中国は世界最大の偽物生産国だという記事が発表されるや、人民日報は「中国の顔に泥を塗り、偽物を取り締まろうとしている政府の決心と行動を無視したものだ」と反論したが、言えば言うほど泥沼にはまる。タンザニアの公開番組に出演したときに、中国には確かに偽物商品が存在し、その一部がタンザニアにも来ていると述べ、その理由を3つ挙げた。1つ目は違法な商売人たちで、買う者がいればそれを作る者が現れる。2つ目は、輸出段階での管理の不徹底。3つ目は、メディアの監督不足だ。この問題を解決するには、中国との協力を強化するという方法しかない。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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