アイスコーヒー頼んだら半分が氷、噴出する不満を放置していいのか?―中国メディア

Record China    2023年3月18日(土) 13時0分

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15日、新京報は、中国のネット上で「カフェでアイスコーヒーを頼んだらカップの半分が氷だった」が物議を醸していると報じた。

2023年3月15日、新京報は、中国のネット上で「カフェでアイスコーヒーを頼んだらカップの半分が氷だった」が物議を醸していると報じた。

記事は、このほど複数のネットユーザーがあるカフェチェーンのアイスコーヒーについて「カップの氷が多すぎて、氷を減らしてコーヒーの量をもっと増やすよう要求した」ことを告白し注目を集めたと紹介。これに対し、指摘を受けたチェーン店が14日に「統一された手順で作っており、カップに注ぐコーヒーの氷の量、コーヒーの量は決まっている」と回答、その後改めて「関係部門にフィードバックするとともに、店舗でのトレーニング、管理を強化する」とのコメントを出したと伝えた。

そして、この件についてネット上では「別のカフェチェーンもそうだった」「コーヒーだけではなくミルクティーも氷だらけだった」「ラテなんてもはや氷の中から液体を探すレベル」などといった不満の声がせきを切ったように飛び出しており、カフェチェーンのカップの氷問題に対する消費者たちの「怨念」の深さがうかがい知れると評した。

その上で、アイスティーにしろアイスコーヒーにしろ、消費者の「熱いより冷たいものが飲みたい」というニーズから生まれたものの、カップ内の氷が増えれば増えるほどコーヒーや紅茶が本来持っている味わいは薄くなっていき、代わりに水っぽさが増していくと指摘。しかも氷の分だけカップに入る液体の量も減ることになり、薄まるのが嫌だからといって氷を取ってしまうと中身がカップの3分の2、場合によっては半分にまで減るとした。

記事は、現在カフェやミルクティーが若者の間でファッションとなり、人気の店やブランドが続々出現し、季節に合わせた新しい味わいもどんどん出ていると紹介。この状況自体は素晴らしいことだとする一方で「イノベーションを繰り返す大きな流れの中で、やはり消費者の意見にはしっかりと耳を傾け、その意見や不満を大切にしなければならない。『カップ1杯に半分の氷』というのは単なる笑い話ではなく、確かに改善が必要な商品なのだ」と結んでいる。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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