女優タン・ソンユン（譚松韻）と俳優ジン・ボーラン（井柏然）が主演の中国ドラマ「帰路」が14日に配信を開始し、初日から視聴ランキングで1位を獲得する好スタートを切っている。

動画配信サービスの愛奇芸（iQiyi）で配信をスタートした「帰路」は、別れたカップルが10年後に再会し、再び手を取り合うまでを描くラブロマンス作品。「Go!Go!シンデレラは片想い」や「美人骨」など数々のヒットドラマと同じく、人気小説家・墨宝非宝の原作を映像化したもので、愛奇芸では事前に視聴予約数が400万を突破する注目作となっていた。

劇中では、実年齢で33歳のタン・ソンユンと34歳のジン・ボーランが高校生カップルを自ら演じているが、特にタン・ソンユンは丸顔で童顔のため、違和感がないと話題に。中国版ツイッター・微博（ウェイボー）でも、高校の制服にポニーテール姿のタン・ソンユンが、11年にヒットした台湾映画「あの頃、君を追いかけた」でヒロインを演じたミシェル・チェン（陳妍希）を彷彿させるとの声が上がっている。

「帰路」の撮影期間は4カ月余りと、30話構成の現代ドラマとしては比較的長く、丁寧な作品作りが画面から伝わる。また、相手役をより魅力的に見せる実力を持ち、誰と共演してもぴったりハマると定評のあるタン・ソンユンだけに、今後の展開に期待が集まっている。（Mathilda）