フォルクスワーゲンが2023-27年に1800億ユーロ投資へ、中国市場が重点

人民網日本語版    2023年3月16日(木) 14時30分

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フォルクスワーゲン・グループは14日、2023年から27年にかけて利益のポテンシャルが最も高い業務・方向性に1800億ユーロを投入する5カ年計画を明らかにした。

フォルクスワーゲン(VW)・グループは14日、2023年から27年にかけて利益のポテンシャルが最も高い業務・方向性に1800億ユーロを投入する5カ年計画を明らかにした。これにはグループのバッテリー戦略の推進、北米地域事業の拡張、中国におけるデジタル化の実力および製品の競争力の強化などが含まれるという。これから10年間、中国市場の重要性がますます高まるとみられる。中国新聞社が伝えた。

1800億ユーロの投資のうち、3分の2以上がデジタル化と電動化に関連した未来の分野に投入される見込みだ。この前の5カ年計画では、この割合は56%だった。25年には、世界で販売される自動車5台のうち1台はバッテリー電気自動車(BEV)になることが予想される。今回の投資計画では、グループのバッテリー戦略の実施に150億ユーロが当てられ、これには新たに設立されたバッテリー事業会社パワーコー(PowerCo)のバッテリー工場建設や同工場の原材料確保の準備のための支出が含まれる。30年にはパワーコーの年間売上高は200億ユーロを超えると予想される。また、VWグループは内燃機関の「最後の世代」への投資を継続するとしている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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