中国消費者協会（中消協）が14日に発表した「2022年100都市消費者満足度評価リポート」によると、2022年の全国100都市の消費者満足度総合スコアは78．81点で、全体的に満足できるレベルにあり、新型コロナウイルスの感染拡大前の最高スコアを上回っています。

評価結果によると、3つの1級指標のうち、「消費供給」のスコアが80．54点で最も高く、次いで「消費環境」が78．92点、「消費権益維持」が77．53点でした。例年のスコアの傾向と一致しており、消費市場の強い回復力、十分なポテンシャルという特徴に変化はありませんでした。総合スコアの1位から10位は蘇州、青島、杭州、煙台、南京、仏山、無錫、厦門、北京、宜昌の順でした。

中消協の責任者によると、地域と都市別で見ると、東部と南部地域の都市、経済発展レベルの高い都市のスコアが中西部や経済発展レベルが一般的な都市より明らかに高かったとのことです。今後の取り組みとして、対象都市の消費者満足度について踏み込んだ研究を行うことで、安心できる消費環境の整備、消費者権益の保護体制のメカニズムの改善、消費者満足度の向上に向け全力で取り込んでいくということです。（提供/CRI）