欧州シンクタンク「米国の兵器輸出が急増する一方で中国は急減」―米メディア

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米ボイス・オブ・アメリカの中国語版サイトは14日、「欧州のシンクタンクによると、米国の兵器輸出が急増した一方で中国は急減している」とする記事を掲載した。

米ボイス・オブ・アメリカの中国語版サイトは14日、「欧州のシンクタンクによると、米国の兵器輸出が急増した一方で中国は急減している」とする記事を掲載した。

記事が取り上げたのは、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が13日公表した兵器の国際移転に関する報告書だ。

報告書によると、米国の2018~22年の兵器輸出は13~17年比14%増え、世界の兵器輸出に占める米国のシェアは18~22年に33%から40%に増加した。

世界的に兵器移転が減少しているにもかかわらず、欧州の兵器輸入は18~22年に47%増加した。SIPRIのピータ・D・ウェーゼマン上級研究員は、その背景にロシアと多くの欧州諸国との緊張があると指摘する。

報告書によると、中国は世界の主要な兵器市場から除外されている。中国の兵器輸出は23%減少した。その経済規模と比較して兵器輸出国としての重要性が低いことは注目に値する。

ウェーゼマン氏は「中国は兵器の主要な市場のいくつかに食い込むことに成功していない。それは明らかに政治的な理由による場合もあり、中国はライバルであるインドに兵器を売っていない」とし、「中国はほとんどの中東諸国、特にアラブ諸国への兵器輸出において欧米の兵器供給者との競争に実際には成功していない」と付け加えた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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