震災から12年、台湾・蔡英文総統のコメントに反響=「ご支援は一生忘れません」「台日は永遠の友人」

Record China    2023年3月13日(月) 11時0分

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東日本大震災から12年となった3月11日、台湾の蔡英文総統がSNSにコメントを寄せた。

東日本大震災から12年となった3月11日、台湾の蔡英文総統がSNSにコメントを寄せた。

台湾メディアの台視新聞網は同日付の記事で、東日本大震災について「12年前の午後2時46分にマグニチュード9.0の津波を伴う地震が起こり、今年2月末までに1万5900人が死亡、2523人が行方不明となっている。また、2022年3月末までに避難先での生活で体調が悪化したなどの震災関連死は3789人に上る」と紹介した。

また、「震災発生当時、台湾はすぐに被災地に救援隊を派遣し、民間からは救援物資が送られ、集まった義援金は200億円余りになった。日本人はこれに深く感動しており、日本政府や民間も折につけ、台湾に感謝を示してくれている」とも伝えた。

蔡氏は11日、ツイッターで「東日本大震災から12年が経ちましたが、国境を越えて助け合うという #善の循環 が止まることはありませんでした。あれからも台湾と日本は助け合い、数々の困難を乗り越えてきましたね。台湾はこれからも#TaiwanCanHelpの精神で、海外の人たちの助けになりたいと願っています」と日本語で投稿した。

さらに、フェイスブックでは中国語で「311東日本大震災では台湾人が日本に支援の手を差し伸べ、近年のコロナウイルスでは台湾がマスクや医療物資を日本に送り、また日本からは台湾にワクチンが送られたことは、双方の人々に深い印象を残していることでしょう」とし、今年2月のトルコ地震での支援にも触れつつ「台湾は同じような考えを持つ国際的な友人と誠実なパートナーとなり、善の循環が続いていくように、世界的な民主主義がより強くなるように引き続き貢献していきます」とつづった。

蔡氏の投稿には日本人とみられるユーザーから「12年前の支援、忘れておりません。本当にありがとうございました」「いつも寄り添っていただきありがとうございます」「台湾の温かいご支援に感謝したします」「これからも台湾と日本は兄弟として共に頑張りたいです」「台湾からのご支援は一生忘れません。いつか福島においでください」といった日本語のコメントが寄せられたほか、台湾人とみられるユーザーからも「台日友好、共に前進しよう」「台湾人も日本人も天災に向き合い続けている。互いに支え合いましょう」「台日友好で難関を克服」「台湾と日本は永遠の友人で家族のように親密。一緒に頑張りましょう」といったコメントが書き込まれている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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