在日中国人に警鐘、日本ではごみを勝手に持ち去ってはいけない―華字メディア

Record China    2023年3月11日(土) 19時0分

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7日、日本華僑報網は、「日本でごみを拾うと捕まるのはやりすぎか」と題した文章を掲載した。

2023年3月7日、華字メディア・日本華僑報網は、「日本でごみを拾うと捕まるのはやりすぎか」と題した文章を掲載した。

文章は、千葉県警が先月22日、東京都江戸川区に住む49歳でコックを自称する中国人の男を建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕したと発表、男は同県市川市内にあるマンションのごみ置き場から、空のガスボンベとパイプ椅子が入った資源ごみ袋2個を持ち去ろうとしたと伝えた。

そして、マンションの管理人が逮捕の十数日前にリサイクルごみが盗まれていることに気付いて警察に通報し、警察官が連日マンションやその周辺のマンションのパトロールを強化していたところに容疑者の男がやってきて犯行に及んだと説明。調べに対し男は金銭目的でごみを盗んだことを認める一方で、どのくらいの金額を得たかについては明らかにしていないとした。

また、日本ではこのようなごみの持ち去りが頻繁に発生しており、当事者には日本人も含まれると指摘。昨年1月に西日本新聞が報じた内容として、アルミくずの市場価格上昇に伴いアルミ缶を狙って不燃ごみを持ち去る人が増えていると紹介した。一方で、福岡市では14年よりリサイクルごみの持ち去りを禁止する条例を施行するなど、地方自治体で罰則付きの条例を制定する動きが進んでおり、熊本市では違反者の氏名を公表するという厳しい制度が設けられていると伝えた。

文章は、地方自治が行われている日本では地方自治体が独自の条例を制定し、違反者に行政罰や刑事罰を科すことができるとした上で「日本各地で生活している華人華僑においては、現地の政策規定を十分に把握するとともにしっかり守り、目先の便利のために勝手にごみを捨ててはいけないだけでなく、勝手にごみを拾ったりしてもならないのだ」と結んでいる。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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