ベラルーシ大統領 中国の情勢均衡に期待

CRI online    2023年3月4日(土) 18時30分

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ベラルーシのルカシェンコ大統領が2月28日から3月2日にかけて中国を公式訪問しました。それに先立ち、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の独占インタビューに応じました。

ベラルーシのルカシェンコ大統領が2月28日から3月2日にかけて中国を公式訪問しました。それに先立ち、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の独占インタビューに応じました。

ルカシェンコ大統領は、ロシアウクライナの情勢について、衝突の原因を議論するには時期尚早だとした上で「衝突の根源はロシアにはないというプーチン大統領の見方に賛同する」と述べました。

西側がベラルーシをこの衝突に陥れようとしているという情報については「われわれには国家の主権と独立を守る準備ができているが、戦争はいらない」と強調しました。

また「西側と米国はウクライナの和平交渉を妨げている」と指摘しました。

西側が中・東欧や中央アジアで政権交代を目的として行った「カラー革命」については「わが国も類似の目に遭ったことがある。アルジェリア、チュニジア、リビア、シリア、以前のイラクなどは米国に壊されたと言える」として、「世界の変化に伴い、互いの利益を考えてこそ、世界は発展する」との見方を示しました。その上で「われわれは中国に期待を寄せている。わが国だけでなく、全世界が中国が当面の情勢の均衡を保つことを希望している。そうなってこそ多極的な世界が実現する」と示唆しました。

また、中国の無人飛行船が米軍に撃墜された事件については「米国にとってはあるまじき行為だ」と述べました。

ルカシェンコ大統領は「われわれは中国国民にとって頼りになる数十年来の友人であり、この関係は今後も永遠に続く」と述べ「この考え方はわが国国民にすでに根付いている」と語りました。(提供/CRI

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