尹錫悦大統領「日本はパートナー」、前任の文在寅氏と対照的―中国メディア

Record Korea    2023年3月2日(木) 13時0分

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1日、観察者網は、韓国で開かれた「三・一独立運動」記念式典で尹錫悦大統領が日本との関係強化の姿勢を改めて示したことを報じた。

2023年3月1日、中国メディアの観察者網は、韓国で開かれた「三・一独立運動」記念式典で尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が日本との関係強化の姿勢を改めて示したことを報じた。

記事は、ソウルで開かれた同運動104周年記念式典で尹大統領がスピーチを行ったと紹介。スピーチの中で日本に触れた際、「日本は過去の軍国主義侵略者からすでに協力パートナーへと変わった」と語るなど日韓協力、さらには日米韓3カ国協力の重要性を強調する一方で、日本に歴史問題の反省を促す文言は盛り込まなかったと伝えた。

また、強硬な対北朝鮮政策を取る尹大統領がスピーチの中で一度も北朝鮮問題に言及しなかったほか、「平和」という言葉を最後に一度だけ使った指摘。前任の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が2019年の式典で「平和」を30回発したのとは対照的だったとしている。

さらに、尹大統領による今回のスピーチについて「自由」「献身」「記憶」「未来」「繁栄」といった言葉を意識して用いたこと、全部で1300文字程度でスピーチ時間が約5分25秒と異例の短さだったことを紹介。昨年8月15日の「光復節」のスピーチは3620文字だったことを伝えた。

その上で、韓国大統領府の高官が韓国・聯合ニュースに対して「スピーチ内容は可能な限り分かりやすくシンプルなものにした。日韓による未来志向の協力が基本姿勢だ」と説明したことを紹介している。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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