味の素VS韓国CJ、MSG特許訴訟がついに決着へ=韓国ネット「いいかげんパクるのやめて」

Record Korea    2023年2月28日(火) 11時0分

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26日、韓国・朝鮮日報は「日本の味の素が韓国のCJ第一製糖を相手取り起こした特許侵害訴訟が、今月中に双方の合意の形で終結する見通しだ」と報じた。資料写真。

2023年2月26日、韓国・朝鮮日報は「日本の味の素が韓国のCJ第一製糖を相手取り起こした特許侵害訴訟が、今月中に双方の合意の形で終結する見通しだ」と報じた。

同紙は日本経済新聞の報道を引用する形で、「CJ第一製糖などCJグループ系列3社が特許の一部侵害を認め、味の素側に和解金を支払う」「和解金の総額は非公表だが、4件で総額40億円と推定される」と伝えている。

味の素は16年、CJグループ3社が自社のうま味調味料製造特許と飼料用アミノ酸「トリプトファン」の製造特許を侵害したとして、日米独の地方裁判所で4件の訴訟を起こした。このうち日本と米国での訴訟3件は既に昨年、和解金を支払う形で終結している。「今回のドイツでの訴訟を最後に、両社間の特許攻防は一段落する見通しだ」としている。

また、記事は「裁判の争点は味の素のうま味調味料『味の素』をCJグループが模倣したかどうかだった」「似た味でも製造方法が異なれば問題にならないが、味の素はCJが自社の特許を無断で使用し類似した味を出したと主張していた」と説明している。ドイツの地裁は20年1月に味の素が保有するグルタミン酸ナトリウム(MSG)の微生物製造技術をCJが無断で使用したと認める判決を下した。CJはMSG精製後の培地を肥料用として販売していたが、遺伝子配列を調べた結果、味の素が製造時に使用する微生物のDBAと同じものが検出されたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「シャインマスカットとかもそうだけど、いいかげんにパクるのをやめて自分たちで開発したらどうなんだ。みっともない」「調味料も日本を超えられないのか」「中国が韓国のものをパクった件数と、韓国が日本のものをパクった件数、どっちが多いだろうな」「みっともない話だけど、20~30年前、韓国は日本のまねばかりしていたよね」「企業は日本の製品や技術を堂々と模倣していた。出版物、研究論文、ドラマ、バラエティー番組、漫画、手当たり次第だった」「韓国人が韓国オリジナルだと思っている製品10種のうち9種は日本の物のパクリだよ」「韓国の産業技術のうち95%以上が日本の技術だ」などのコメントが寄せられている。

また「認めるべきことは認めよう」「日本を認め、韓国は韓国の道を進まなければいけない」「多くの製品を模倣して成長してきたことを認めて、今からでも創意的に味の素を超えていけばいい」といった声も見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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