米ニューヨークのタイムズスクエアにある巨大スクリーンに27日午前（北京時間）、米テネシー州メンフィスの動物園で飼育されているジャイアントパンダ「Ya Ya（中国名：丫丫）」の姿が表示された。中国メディアの浙江之声が27日、微博（ウェイボー）への投稿で報じた。

Ya Yaは2003年4月、米中共同のパンダ保護研究計画の一環として、上海動物園の「Le Le（楽楽）」と米国に渡った。貸与期間は20年。2頭をめぐっては、不適切な扱いを受けていると動物愛護団体が批判の声を上げたと報じられ、メンフィスの動物園は22年12月に2頭の返還を発表したが、Le Leは今月1日にこの世を去った。

浙江之声は「一緒に丫丫を応援しましょう。一日も早い祖国復帰を願っています」とのメッセージを添えた。

中国のウェイボー利用者からは「かわいそうで涙止まらん」「丫丫のために声を上げてくれてありがとう」「もっと多くの人に丫丫のことを知ってもらいたい」「この投稿を転送して丫丫を応援しよう」「元気で祖国の懐に帰ってきてね」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）

Our beloved YaYa and LeLe on a screen in Times Square, New York! The world begs for the return of YaYa to China and justice for LeLe! #saveyaya #justiceforlele @AmbQinGang @SpoxCHNinUS @ChineseEmbinUS @MFA_China @SpokespersonCHN @nytimes @USFWS @HuXijin_GT @washingtonpost pic.twitter.com/nExsl8YXTQ

— pandavoices.org (@PandaVoicesOrg) February 27, 2023