中国の俳優アレン・レン（任嘉倫）のマネジメント側が24日、タレントのプライバシー侵害を告発する声明文を中国版ツイッター・微博（ウェイボー）の公式アカウントで公開した。

「花様衛士〜ロイヤル・ミッション〜」や「馭鮫記」など数々の人気ドラマで知られるアレン・レンだが、声明文ではここ最近、アレン・レンの自宅がある住宅エリアやマンション付近に不審な人物がたむろし、撮影したり様子をうかがうといった行動が多数発生。アレン・レンのプライバシーを侵害し、仕事および日常生活に大きな影響を及ぼしているという。

芸能人の私生活に介入し、ストーカーまがいの行為を行う人々は「私生」と呼ばれ、これまでにも数々の人気芸能人が自制を求めたり、断固排斥を示す声明文を公表している。アレン・レン側では今回、追っかけや代拍（盗撮して収益を得る行為）、違法侵入に警告を発するとともに、これまでに収集した証拠をもとに法的手段も視野に入れた対応を明らかにしている。

マネジメント側ではウェイボーで、マンションの防犯カメラに映っていたとみられる「私生」たちの姿も公開。今月12日～24日にかけて撮られたもので、スマホを持って徘徊する様子など、複数の人物によるストーカー行為がはっきり分かるものとなっている。(Mathilda)