米南部テネシー州メンフィスの動物園で飼育されているジャイアントパンダ「Ya Ya（中国名：丫丫）」を見舞うためにロサンゼルスから飛行機に乗って駆けつけた中国系米国人の女性がその痩せこけた姿に涙したとする投稿が中国版ツイッターの微博（ウェイボー）にあり、注目されている。

Ya Yaは2003年4月、米中共同のパンダ保護研究計画の一環として、上海動物園の「Le Le（楽楽）」と米国に渡った。貸与期間は20年。2頭をめぐっては、不適切な扱いを受けていると動物愛護団体が批判の声を上げたと報じられ、メンフィスの動物園は22年12月に2頭の返還を発表したが、Le Leは今月1日にこの世を去った。

中国メディアの四川観察が25日、中国系米国人の女性がYa Yaに対し「なんとか持ちこたえてね。ちゃんと食べてね。（中国に）帰国するまで（持ちこたえね）」などと声をかける様子を映した動画を投稿した。

中国のウェイボー利用者から「こんなに痩せちゃって」「かわいそうで見ていられない」「丫丫頑張って。あなたの帰国をみんな待ってます」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）

pic.twitter.com/F7Hs8eYE8r

— Record China 動画 (@RC00547555) February 25 2023