韓国KAIがマレーシアとFA‐50輸出契約、東南アジアで最大規模

Record Korea    2023年2月27日(月) 6時30分

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24日、韓国・韓国日報は「国産軽攻撃機FA50を最大で36機、マレーシアに輸出する契約が締結された」と伝えた。韓国国防部フェイスブックより

2023年2月24日、韓国・韓国日報は「国産軽攻撃機FA50を最大で36機、マレーシアに輸出する契約が締結された」と伝えた。5カ月前には48機をポーランドに輸出する契約が結ばれており、国産航空機のさらなる輸出が期待されるとしている。

韓国航空宇宙産業(KAI)は24日、マレーシア国防省と9億2000万ドル(約1253億円)規模のFA50輸出契約を締結したと明らかにした。今回の輸出は18機だが、マレーシアが同一機種18機を追加導入する2次事業も計画しており、輸出数は最大で36機になる見通しだとしている。

KAIはこれまでにインドネシア、フィリピン、タイにT50系とKT1系の計68機を輸出している。今回のマレーシアとの契約は、東南アジア諸国で最大規模になる。2次輸出にも成功すれば、世界に輸出された国産航空機は240台となる。更に、開発が順調に進んでいるKF21戦闘機、機動ヘリ「スリオン」などの海外進出も期待されるという。

記事は「FA50のマレーシア輸出は、防衛産業を国家戦略産業として成長させるという政府基調のもと、官民軍がワンチームとなって成し遂げた成果だ」と評している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「KAI、すばらしい」「大韓民国、万歳」「すごいことだ。どうせなら戦車、大砲、戦艦、潜水艦も輸出を」「18機だけ?せっかく買うならもっとたくさん買ってよ」「研究陣の努力の結果だね」など、喜びの声が寄せられている。

一方で、「政府の成果ではない。政界は手柄を横取りするな」「前政権の成果でしょ」「前政権の努力が今、実っただけ」「UAEは中国産戦闘機48機を買ったらしいね」「UAEへの戦闘機輸出事業は中国に奪われた。それについてはどう説明を?」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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