あこがれの済州島、住み込みの無給スタッフとして働くも砕け散る夢=「なぜ無給で働くの?」―韓国ネット

Record China    2014年7月11日(金) 7時30分

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10日、「癒やし」を求めて仕事を辞め、済州島に渡る人が増えているが、理想と現実のギャップからうまくいかないケースもある。こうした状況に、韓国ネットユーザーからコメントが寄せられている。写真は済州島。

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2014年7月10日、会社生活でストレスはつきものだ。今の仕事を辞めて、どこかでゆっくりと疲れた心を休めたいと思ったことがあるだろう。韓国も日本に負けず劣らずのストレス社会だが、「癒やし」を求めるなら済州島が思い浮かぶ。きれいな海、青い空、おいしい海の幸。韓国内では南国のリゾートのような場所だ。

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そんな韓国の楽園、済州島に本当に会社を辞めて「癒やし」を求めた人がいた。7月5日付のソウル新聞によると、ユさん(29)は今年3月に済州島を訪れ、旅費を節約するためにゲストハウス(バックパッカーが泊まる簡易宿泊施設)の無給スタッフとして働くことにした。しかし、仕事は当初のオーナーの説明よりもはるかにきつかった。その上、2カ月ほど経ったころには、仕事に積極性が無いという理由で解雇されてしまった。

報道は、ゲストハウスのスタッフは、オーナーと一緒に住んでいるため、休息と仕事の境界が明らかでないのが問題だと指摘。無給スタッフとして働くパクさん(30)の「寝食を抵当に入れている立場なので、おいそれとやめられないのが現実」という言葉を紹介している。

このような状況について、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「汗を流して働くことが嫌な人たちが増えている中で、自然とこのような需給関係が発生しているんだと思うよ」

「これに似た例は他にもあると思う。 代表的な映画界の例では、仕事を学ぶために無報酬でも多くの若者たちが押し寄せている状況がある」

「済州島・アルバイトのキーワードで検索をしてみたら分かると思うけど、日当10万ウォン(約1万円)以上出しても人が集まらなくて大変なのに、なぜ無給で働くの?」(翻訳・編集/三田)

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