「中国ジャイアントパンダの父」と呼ばれた胡錦矗氏が死去―中国

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西華師範大学は17日、ジャイアントパンダ生態生物学の礎を築いた西華師範大学教授の胡錦矗氏が病により、16日に四川省南充市で死去したと発表した。

西華師範大学は17日、ジャイアントパンダ生態生物学の礎を築いた西華師範大学教授の胡錦矗氏が病により、16日に四川省南充市で死去したと発表した。享年94歳。中国新聞網が伝えた。

胡氏は1929年に四川省開江県に生まれた。動物学者、西華師範大学希少動植物研究所教授。国際的に認められたジャイアントパンダ生態生物学研究の礎を築き、「中国のジャイアントパンダの父」や「中国のジャイアントパンダ研究の第一人者」と呼ばれた。

胡氏は中国ジャイアントパンダ野外研究・保護事業の開拓者で、中国で初となるジャイアントパンダ野外調査研究を組織・指導し、ジャイアントパンダの糞によりその頭数や個体群の年齢構造、活動範囲及び法則などを特定する「胡氏方法」を発明した。中国のジャイアントパンダの頭数を調査によって初めて明らかにし、世界初のジャイアントパンダ野外生態観測所「五一棚」を設立した。また、中国初の野生動物保護国際協力を実現させ、世界初の野生ジャイアントパンダ生態研究の学術専門書を出版した。

胡氏は「五一棚」の活動が一段落した後、西華師範大学に戻り、引き続き研究・教育活動に従事した。84歳の高齢になるまで教鞭を執り、中国の動物学会に多くの優秀な人材を育成した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)



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