最もありがたいのは日本人?韓国ソウルの店主らが見た国別の観光客の特徴とは

Record Korea    2023年2月14日(火) 6時0分

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11日、韓国・アジア経済は「『最もありがたいのは日本人』店主らが見た観光客の国別特徴」と題する記事を掲載した。写真は明洞。

2023年2月11日、韓国・アジア経済は「『最もありがたいのは日本人』店主らが見た観光客の国別特徴」と題する記事を掲載した。

記事によると、コロナ禍で中断されていた海外旅行が再開され、外国人観光客の聖地だったソウルの南大門や明洞にも活気が戻ってきた。かつては大半を占めていた中国人観光客の姿は少なく、売り上げは以前の水準まで回復していないものの、さまざまな国からの観光客でにぎわっている。

市場の店主らが最近最も頻繁に見かけるのは日本人観光客だという。南大門市場で衣料・雑貨店を営む店主は、日本人観光客の特徴について「事前に調査した特定のブランドを購入する傾向があり、衝動買いより計画購買が多い」「為替レートの変動によって購買力が変わる」「距離的に近いからか常連客もできやすく、誰かの紹介で訪れたと話す人も多い」と説明した。

明洞で土産品店を営む店主は「日本人観光客は気に入った店に必ず再訪する」とし、「次に来る時は差し入れをくれたり、商品を大量に購入してくれたりする。日本人観光客が一番お金を使ってくれる客だ」と話した。中国人観光客については「商品を丁寧に物色するが、購買につながらないケースが多い」「他の国の観光客に比べて騒がしい面がある」「ちょっとした土産品には興味を示さない」「他人へのプレゼントではなく自分が使うものを購入しているイメージ」などと説明したという。

明洞で土産品店を営む別の店主は「土産品の販売においてもK‐POPの影響が大きい」とし、「東南アジアからの観光客は好きな韓流アイドル関連の商品を必ず買っていく」と話した。また、「東南アジアや日本の観光客は他人へのプレゼント用に商品を購入することが多い」とし、「面白い商品を見つけたら、他人に配るためなのか大量に買っていく」とも話した。

明洞の食料品店に勤務する店員は「東南アジアと日本の観光客は一般的にのりと海藻類をよく買う」「最近は東アジアや英語圏の国から来た観光客がラーメンをよく買っていく」と話したという。

昨年12月に韓国を訪れた外国人観光客数は53万9273人で、前年同期比498.2%増加した。国・地域別では日本が最も多く、前年より8259%増の8万4175人が訪れた。2位は米国で6万3352人だった。3位以下にはシンガポール、タイ、台湾、中国、香港が続いたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「以前から日本人観光客が一番好きだった。小ぎれいだし、しつこく値切ったりしないから」「日本人観光客は親切でかわいらしくて静か。歓迎しない理由がない」など、日本人観光客に好意的な声が寄せられている。

また、「日本と韓国は互いにたくさん観光して直接交流するべき。そうすれば政治家に振り回されなくなる」「日本では韓国旅行が人気で、韓国では日本旅行が人気。日韓の一般国民は仲が良いのだから、政治でも発展的な関係を目指してほしい」と願う声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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