東京五輪選手村の段ボールベッド、パリ五輪でも使用へ=選手らから不評も―中国メディア

Record China    2023年2月9日(木) 21時0分

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中国ウェブメディアの観察者網は8日付記事で、あの「壊れた」東京五輪選手村の段ボールベッドがパリ五輪でも使用されると報じた。

中国ウェブメディアの観察者網は8日付記事で、あの「壊れた」東京五輪選手村の段ボールベッドがパリ五輪でも使用されると報じた。

記事はまず、日本の寝具メーカーのエアウィーヴが、2024年に開かれるパリ五輪・パラリンピック競技大会組織委員会とオフィシャルサポーター契約を結び、21年の東京五輪で話題を集めた段ボールベッドを、パリ五輪・パラリンピックの選手村の全床に当たる約1万6000床分納入すると報じた、日本経済新聞の6日付記事を取り上げた。

その上で、「この段ボールベッドについて、日本メディアは丈夫さとエコを両立しているとの見方をしているようだが、東京五輪に出場した少なくない数の選手にとって、この段ボールベッドがもたらした体験は良好ではなかったようだ」と指摘した。

記事は、東京五輪選手村のベッドについて、スケートボード男子ストリートのナイジャ・ヒューストン選手(米国)が「固い。心地良くない」と評したこと、陸上競技のガブリエル・トーマス選手(米国)も「マットと枕は悲惨で、トレーニングからのリカバリーができない」と不満を述べたこと、重量挙げのチン・ユンソン選手(韓国)が壊れた段ボールベッドを自身のSNS上に公開したこと、一方で、五輪の公式ツイッターアカウントが、体操のリース・マクレナハン選手(アイルランド)が投稿した段ボールベッドの上で激しくジャンプする動画を引用し、「持続可能な段ボールベッドは丈夫だ」とコメントしたことなどに触れた。

また、リュージュのサマー・ブリッチャー選手(米国)が22年北京冬季五輪の選手村のベッドの快適さを称賛すると、東京五輪に出場したラグビーのイロナ・マー選手(米国)が東京大会のベッドについて振り返り「使い始めて1週間で背中が痛くなった」と返信したことも取り上げた。(翻訳・編集/柳川)


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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