中国メディアの中華網は7日、広西チワン族自治区玉林市で見られた結婚催促の光景を紹介する記事を掲載した。

その光景とは、帰省した独身男性を先祖の霊をまつる霊廟に罰としてひざまずかせ、年長者がその尻を棒でたたいてまわるというもので、肩を寄せ合ってひざまずく男性らは「結婚・出産、継承という一族の任務を果たすために早く結婚せよ」と促されたそうだ。

中国では春節（旧正月）に帰省して周囲から結婚を迫られることが独身者のプレッシャーになっており、今年は1月21日から27日にかけてが春節の大型連休だった。

記事は「このような結婚催促の方法を多くの人が初めて見た」と説明し、あるネットユーザーから「もし恋人ができなかったら、来年の春節は帰省する勇気が持てないんじゃないか」との声が上がったことを伝えている。（翻訳・編集/野谷）