2023年2月1日、韓国・朝鮮日報は、日本漫画「SLAM DUNK（スラムダンク）」の新装再編版が2カ月で100万部発行という新記録を打ち立てたと報じた。

記事によると、韓国の出版社「大元C．I．」の関係者は「スラムダンクの映画が大ヒットした影響で、現在も増刷し続けている」「15日に追加発行されれば100万部を達成する」とし、「完売することは確定しているため、100万部売れたも同然だ」と説明した。

漫画本の場合、1万部を超えれば大ヒットとされている。1996年に完結した漫画がリバイバルで販売100万部を達成するのは韓国の出版漫画市場で初めてのことという。

映画「THE FIRST SLAM DUNK」は韓国で1月4日に公開され、観客動員数200万人達成が目前に迫っている。最近ソウル市内にオープンしたスラムダンクポップアップには連日長蛇の列ができ、コンビニ大手セブンイレブンには「スラムダンクワイン」が登場するほど大ブームになっているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「映画は200万人、単行本は100万部。ものすごい記録だ」「最近の10代の間でもブームになっていて驚いた」「漫画を知らない甥っ子たちも映画を楽しんでいた。やっぱり名作は色あせない」「ガラガラのバスケットボールコートにも子どもたちの姿が戻ってきてほしい」「映画を見たら漫画もまた読みたくなったし、当時の友人にも会いたくなった。『THE FIRST SLAM DUNK』は思い出をプレゼントしてくれる映画だ」などの声が寄せられている。（翻訳・編集/堂本）