「積極的にマスク着用」義務解除後の韓国の状況、日本も同様かー香港メディア

Record Korea    2023年2月2日(木) 19時0分

拡大

香港メディアの香港01は1日、韓国が解除した屋内でのマスク着用義務について、解除後も市民は積極的にマスクを着用していると報じた。

香港メディアの香港01は1日、韓国が解除した屋内でのマスク着用義務について、解除後も市民は積極的にマスクを着用していると報じた。

韓国では1月30日、新型コロナウイルス対策として実施してきた屋内でのマスク着用義務が、病院や公共交通機関などを除いて解除された。屋外での着用義務は昨年9月になくなっている。

記事は、「マスクと政治がつながりを持つ米国とは違い、韓国でマスクは単純に一種の保護用装備だ。新型コロナ流行下での着用義務に反発は起きず、ファッションアイテムとする人すらいた」と指摘。その上で、着用義務の解除当日の朝、ソウルでは地下鉄駅や雑貨店、コーヒーショップでもマスク姿の人が見られ、ギャラップの1月の調査として「約65%に屋内でのマスク着用を継続する傾向があった」と伝えた。

記事によると、ある飲食店の男性従業員は「マスクを着けて他人を守る必要がある」との考えを示し、写真館の男性からは「コロナ禍はまだ終わっていないのだから着用を続ける」との声が聞かれた。

一方、延世大学付近のスポーツジムにはマスクをせずに運動する人々の姿があり、「マスクなしでの運動はすごく気持ちがいい」と話した20歳の大学生は、「自分だけマスクをしていなかったら気まずいと思っていた。他の人がマスクをしていなくてよかった」との考えも語ったという。

記事はまた、「アジアの他の地域でもマスクのルールを緩めている」と述べ、「シンガポール、マレーシア、ベトナムもマスクに関する大部分の要求を緩和した。日本も着用は『強制』ではなく『推奨』だが、マスクは日本でも広く行き渡っていて『顔パンツ』の呼び名もある」と紹介。さらに「1月に発表された調査結果によると着用継続を支持する人は60%近い」などとした上で、「このことは日本も韓国もマスク着用にすでに慣れていることを示している。政府が規定を解除しても人々は着用するだろう」と指摘した。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携