昨年12月26日に配信をスタートして以来、さまざまな話題を引き起こしてきた武侠ドラマの「少年歌行」がつい先日、全40話の配信を終えたところで、動画配信サービス・優酷（YOUKU）が間髪入れずに「武林有侠気」をリリースし、主演のリー・ホンイー（李宏毅）に再度注目が集まっている。

リー・ホンイーと言えば、2019年の「春花秋月～初恋は時をこえて～」で演じた美形の冷血漢・上官秋月の役で好評を博したイケメン俳優。しかし、それ以来、話題作が乏しく、去年暮れに配信された主演作「少年歌行」で人気復活を狙ったが、18年に制作された同名アニメが異例の大ヒットを飛ばしたゆえに、実写版でのビジュアルに厳しい指摘が相次いだり、ヒロイン・司空千落（リン・ボーヤン/林博洋）との「カップル感がない」などのツッコミが多く寄せられたりした。

いろいろな意味で話題が沸騰し、リー・ホンイーの注目度が上昇を見せたところで放出されたのが2年前にクランクアップした武侠ドラマの「武林有侠気」だ。

ストーリーは、万年の修行を経てようやく人に化けた御種人参（おたねにんじん）の妖精・葉兮（ホアン・リーイン/黄日瑩）と、天下屈指の医術と剣術の達人・白岳（リー・ホンイー）との間で繰り広げられる笑いの駆け引きが見どころの武侠ロマンス。片方は初めて人間界に足を踏み入れた天真爛漫な妖精で、もう片方は密かに想いを寄せながらヒロインを見守る毒舌な冷血漢。両主人公のビジュアルとカップル感に加え、面白いストーリー設定が評判を呼び、じわじわと注目度と人気を押し上げている。

「『春花秋月』以来のヒットの予感」「ホアン・リーインをヒロインにしたのが大正解」「ストーリーが面白い」などの好評価が寄せられている「武林有侠気」でリー・ホンイーはワンランク上のブレークを目指せるのか。引き続き要注目だ。（編集/RR）