雲南省瑞麗市でこのほど、中国の二級重点保護動物バライロコセイインコを含む複数種類のインコの大群が撮影されました。鳥類専門家によると、映像で確認されたバライロコセイインコは100羽を超え、中国の観測史上最多を更新したということです。

かつて中国で100年近く姿を消していたバライロコセイインコは、国家二級重点保護動物に指定されている非常に希少な鳥類です。以前は広東省、広西チワン族自治区に分布していましたが、ここ20年ほどは、雲南省徳宏州で散発的に観測されたものの、その数はいずれも10羽以下でした。

鳥類専門家によると、100羽以上のバライロコセイインコの観測は、史上最多となる非常に貴重な記録であり、これは、中国のバライロコセイインコの生息数が徐々に回復していることを示しているということです。（提供/CRI）