チャン・イーモウ監督の最新作「満江紅」が人気・興収トップ、監督長男も映画に登場

anomado    2023年1月30日(月) 12時30分

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春節(旧正月)映画として公開中のチャン・イーモウ監督の最新作「満江紅」では、監督の長男もスクリーンに登場している。

春節(旧正月)映画として公開中のチャン・イーモウ(張芸謀)監督の最新作「満江紅」では、監督の長男もスクリーンに登場している。

「満江紅」は紹興年間(1131~62年)を舞台に、南宋と金の会談の裏側を描き、チャン・イーモウにとっては「SHADOW/影武者」以来5年ぶりとなる時代劇。この作品には監督の長男で、21歳のチャン・イーナン(張壹男)さんが書記官「陳錫」役で出演している。

チャン・イーナンさんは過去にも「SHADOW/影武者」で、当時16歳の高校生ながらスタッフとして撮影チームに加わり、2019年2月には監督作品の短編映画「在那里」で上海学生映画祭の最優秀作品賞など3つの賞を受賞。同年から海外留学して映画制作を学んでおり、将来は父と同じ映画監督の道へ進むとみられている。

巨匠チャン・イーモウ監督の映画に出演することは、役者にとって大きな目標であり、夢ともなっている。「満江紅」にはユエ・ユンポン(岳雲鵬)、ウェイ・シャン(魏翔)といった喜劇役者たちも出演しているが、それぞれインタビューで「夢がかなった」「どんな端役でもいいと思っていたので心から満足」と語っている。それだけに監督の長男がたやすく出演の機会を得たことにネットでは、「甘いのではないか」などといった声も聞かれる。

「満江紅」は公開8日目となる29日、興行成績29億7600万元(約570億円)となり、同じく公開中の春節映画6作品の中でトップ。ニュースサイト・新浪(SINA)が公開した「観客の満足度」も88.4点でトップとなり、映画関係者にアンケートを行った満足度でも、「ストーリー」「演技」「視覚効果」「音楽」といった全ての項目で1位を獲得している。(Mathilda)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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