春節連休中の中国で、ペットの世話代行業が活況に―中国メディア

Record China    2023年1月31日(火) 5時0分

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28日、成都商報は、春節の大型連休中にペットの世話代行業が繁盛したことを報じた。

2023年1月28日、中国メディアの成都商報は、春節の大型連休中にペットの世話代行業が繁盛したことを報じた。

記事は、春節の期間中に若い世代の間で、帰省した飼い主の代わりにペットの世話を見る「副業」が流行しており、SNS上では「ペット世話代行」に関する書き込みが多く見られたと紹介。春節期間中の世話代行料金は1匹あたり30〜100元(約570〜1900円)が相場だと伝えた。

そして、実際に除夕(旧暦の大晦日)からの5日間で2000元(約3万8000円)程度を稼いだという成都市の張さんが「友人が年越しで帰省するから猫を預かってくれと言われ、面倒を見ていた時に『これは商売になるな』と思いついた。そこでネット上で募集してみたところ、すぐに多くの問い合わせが来た」と語ったことを紹介している。

張さんによれば、ペットの世話代行は猫の場合、エサを与え、飲み水を取り替え、排泄物を処理するという3つの工程があるとのこと。犬の場合はこれに散歩が加わるため、値段設定は猫よりいくらか高めで、特にやんちゃな犬については割増料金を取るそうだ。また、亀や金魚、鳥のお世話の依頼もあるほか、春節を迎えるに当たって、ペットに特別な食事を与えてほしいというリクエストもあるという。張さんが受ける注文の多くは、自宅から3〜5キロの距離にある家だ。

記事はまた、ペットの養育、訪問による世話代行、ペットの輸送などのサービスプラットフォームの責任者である林さんの話として、成都市では春節期間中にペットの世話を見てほしいという依頼は3000件ほどと多く、すべての依頼に対応しきれないほどの件数で、春節以外の連休時にも依頼が急増すると伝えた。

さらに、基本的に訪問形式である世話代行で懸念されるセキュリティ面での保証について記事は、まず代行者のプロフィールチェックとして身分証の写真や住所などの情報が顧客に送られ、実際に代行作業を行う際にはすべてのプロセスをカメラでモニタリングし、通話を行うこともできるようになっていると説明。衛生面については靴下、手袋の着用を徹底しているとした。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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