窃盗のターゲットになった韓国ヒョンデ車、米シアトル市に訴えられる=韓国ネット「ただの八つ当たり」

Record Korea    2023年1月27日(金) 19時0分

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27日、韓国・JTBCによると、米ワシントン州シアトル市当局が韓国の現代自動車と起亜自動車を相手取り訴訟を起こした。写真はシアトル市。

2023年1月27日、韓国・JTBCによると、米ワシントン州シアトル市当局が韓国の現代自動車(ヒョンデ)と起亜自動車を相手取り訴訟を起こした。

記事によると、当局は、昨年に現代自動車と起亜自動車の一部車両に対する盗難事故が急増したことについて「窃盗防止技術を適用しなかった製造メーカー側に原因がある」と主張している。

シアトル検察は裁判所に提出した訴状で「現代自動車と起亜自動車は費用削減を選択した」「盗難防止装置のない車両の盗難事故が急増し、警察と納税者が負担を負っている」などと指摘した。

当局によると、昨年に現代自動車と起亜自動車の盗難件数はそれぞれ503%、363%増加した。米国全域で現代自動車と起亜自動車の一部車両を盗む過程を撮影し、SNSに投稿する遊びが流行したためで、盗難防止装置であるエンジンイモビライザーのない車両が窃盗の対象だった。

車の所有者や一部自治体は、車の欠陥により盗難に遭ったとして損害賠償を求める集団訴訟を起こした。これを受け現代自動車と起亜自動車は、車の所有者にハンドルロックを支給するなどの対応を行った。

今回の訴訟について現代自動車は「不適切で不必要だ」との考えを示し、「車の盗難を防止するための一連の措置を取った」と主張した。起亜自動車も「盗難防止のための措置を取っている」とコメントしたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「無理やりすぎない?」「家に泥棒が入ったのは、泥棒に問題があるのではなく、門製造メーカーに問題があるというひどい論理だ」「窃盗犯を捕まえられないイライラを無関係の相手にぶつけるな」「ただの八つ当たり」「原因は国民の水準、治安の水準にある」「シアトル市を相手取り訴訟を起こすべきだ。犯罪防止措置を怠った責任を追求しないと。それにYou Tubeも犯罪技術流布罪で訴えよう」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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