春節映画市場で勢いに乗れず、ダン・チャオの「中国乒乓」が早くも撤退表明

anomado    2023年1月27日(金) 16時0分

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春節(旧正月)映画として公開中だった「中国乒乓之絶地反撃」が25日夜、翌日から小規模上映に切り替え、来月17日に再上映することを急きょ発表した。

春節(旧正月)映画として公開中だった「中国乒乓之絶地反撃」の制作会社が25日夜、同映画を翌日から小規模上映に切り替え、来月17日から再上映を開始することを急きょ発表した。

人気作品を送り出してきた俳優ダン・チャオ(●超)(●=「登」におおざと)と脚本家ユー・バイメイ(俞白眉)コンビの最新作で、2人が共同で監督を務める「中国乒乓之絶地反撃」は、90年代初頭の男子卓球中国代表チームの再起を描く作品。ダン・チャオの妻で女優スン・リー孫儷)が出演していることでも注目されていた。

もともとは春節初日の今月22日に封切り予定だったものの、急に変更して24日に公開をスタートした「中国乒乓之絶地反撃」が25日夜、制作会社・恒業影業(HENGYE PICTURES)の名義で声明文を発表。同社の宣伝部門が重大なミスを犯し、春節の映画市場で劣勢に追い込まれたことを認め、「良作をより多くの人に見てもらう」ことを目的に、26日から小規模上映に切り替え、来月17日から再上映を開始すると明らかにした。

今年の春節映画市場は、25日夜に早くも興行収入が50億元(約953億円)を突破。1位はチャン・イーモウ(張芸謀)監督の「満江紅」の18億4000万元(約350億円)、2位は19年のヒット作続編となる「流浪地球2」(流転の地球2)で、16億3000万元(約310億円)となった。これに対して「中国乒乓之絶地反撃」は4030万元(約7億7000万円)にとどまっている。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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