ラテンアメリカ・カリブ海諸国共同体（CELAC）の第7回首脳会合が、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで24日に開催されました。議長国アルゼンチンのカフィエロ外相はこのほど、中国中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ／CMG）のインタビューに応じました。

カフィエロ外相は、今回の首脳会合が中国とCELACの関係発展に与える影響について、「まず習近平主席が今回の会合にビデオメッセージを寄せたことに感謝する。なぜならわれわれにとって中国の参加はとても重要だからだ。中国が今回の地域発展に関する議論と交流に参加することで、関連する議題での協力の促進や多国間の議事日程の調整が可能になり、各国が共同で意見を表明することにより多国間主義の含意を深めることができる。中国の参加はわれわれにとって重要な意義がある。なぜなら中国はラテンアメリカ・カリブ海のほとんどの国と地域にとって重要な貿易パートナーだからだ。われわれはこのような経済・貿易関係を発展させると同時に、相互理解を深められることも期待している」と述べました。

中国とアルゼンチンの二国間関係については、「2022年はアルゼンチンと中国の国交樹立50周年に当たり、両国関係の発展にとって節目の年で、両国首脳がこの1年間に2度も会談したことはとても特別なことだ。中国はアルゼンチンにとってとても重要な貿易パートナーであり、アルゼンチンもそれ故に中国による投資促進を期待して『一帯一路』共同建設に参加している。中国および世界に輸出するアルゼンチンの商品の多元化と競争力向上に向けて、二国間関係は経済貿易分野だけでなくインフラ分野も含めて大きく発展するに違いない」と述べました。（提供/CRI）