3台分の駐車スペースを占拠して充電する電気自動車、「迷惑行為」と思いきや理由があった―中国

Record China    2023年1月27日(金) 22時0分

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25日、鳳凰網の微博アカウントは、中国の電気自動車(EV)充電スポットで1台のEVが3台分のスペースを占拠して充電を行う様子がネット上に拡散して物議を醸したと報じた。

2023年1月25日、鳳凰網の微博アカウントによると、中国の電気自動車(EV)充電スポットで1台のEVが3台分のスペースを占拠して充電を行う様子がネット上に拡散して物議を醸した。

同アカウントは、あるネットユーザーが先日撮影したという動画を紹介。動画には中国のEVメーカー蔚来の車が駐車スペースの枠に対して横向きに停車して3台分のスペースを占拠した上で、備え付けの充電スポットを使用している様子が映っていた。

そして、動画がネット上で拡散してモラルやマナーの問題を指摘する声が出る中、新エネ車に詳しいブロガーが「これは実はやむを得ないこと」とし、充電スポットの仕様がボディーの後部に充電プラグの差込口を配したモデル向けとなっているためにプラグのコードが短く、ボディーの前方に差込口がある車は横向きに停車しなければならないと説明したことを紹介している。

動画に映っていた充電スポットは吉利汽車のEVブランド「ジーカー」モデル向けに設置されたもののようで、他の車種ではコードの長さが足りないとのこと。このブロガーは、蔚来の自動車デザインに問題があるとする一方で、やむを得ずスペース3台分を使って充電する場合、すぐに移動できるようにドライバーはその場を離れるべきではないとも指摘している。

この件について、中国のネットユーザーは「こんな短すぎる充電コード、初めて見たぞ」「蔚来の差込口の配置に問題があると思う」「ここのスポットはジーカー専用だったのではないか」「横向きにしなくてもスペースに車を頭から入れれば差込口にプラグが届いたのでは?」「いや、たぶんそれでも届かない」「ガソリンの給油ノズルはみんな同じように長いのに、充電コードの長さがバラバラなのは問題だ」といったコメントを残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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