日本のネット上では中国人客を歓迎しない声も、観光地からは正直な声―中国人コラムニスト

Record China    2023年1月27日(金) 10時0分

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中国ニュースサイトの観察者網に25日、日本の一部のネット民から中国人観光客を歓迎しない声も聞かれる中、観光地からは正直な声が上がっているとするコラム記事が掲載された。写真は横浜関帝廟。

中国ニュースサイトの観察者網に25日、日本の一部のネット民から中国人観光客を歓迎しない声も聞かれる中、観光地からは正直な声が上がっているとするコラム記事が掲載された。

記事はまず、日本政府が水際対策を段階的に緩和したことを受け、2022年の訪日客数は21年の15.6倍に増え、韓国や米国などから客足が戻る中、中国人客の遅れが目立つとする日本の共同通信の報道を取り上げた。

その上で、「中国人客に対する日本人の態度は二極化している」と指摘。一部のネット民からは中国人客を歓迎しない声も聞かれるとし、その例として、ヤフーニュースのコメント欄に「日本政府もコロナ初期の二の舞を踏まぬよう安易に入国制限を緩ませぬよう十分に対応して下さい。日本国内の安全が第一です(原文ママ)」との声が書き込まれたことを紹介した。

一方で、世界遺産に登録された合掌造りの集落群がある富山県の五箇山の人々の視点は全く異なっているとし、地元の旅行会社関係者から、今年の春節(旧正月)に来る客は香港や台湾の方がメインだが、中国本土からの客も待ち望んでいるとの声が上がっていると伝えた。

また「中国に関係する物事は何でも反対というメディアによって教育された多数の偏見コメントの中で、偶然にも友好的なものを見つけることができた」とし、ヤフーニュースのコメント欄に「10年程前一緒に仕事をしたシンガポール華僑で同僚を富山に呼び相倉合掌造りで2メートルの雪を見せた。生まれて初めての雪に興奮していた。初老でも雪山に飛び込み体中雪まみれの写真を何枚も撮らされた。茶屋で五箇山豆腐にそばを食べながら、ここにホテルを造って観光客を連れて来よう、と真剣に語っていた。雪のない国からすると夢の場所なんですね。氷見で寒ブリを食べ宇奈月で温泉に漬かり喜んで帰って行きました。世界で4人に1人は中国系。オリエンタルが理解できて気の良い人が多いですよ。コロナでも日本と同じ1週間の療養解除、抗原検査陰性を済ませれば何も怖くない。welcome to Japanでいいですよね(原文ママ)」という声があったことを取り上げた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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