中国版ツイッターの微博（ウェイボー）で21日、ジャイアントパンダのシャンシャンに別れを告げるため日本人が長い列を作っているとのハッシュタグ付き投稿が注目されている。

中国ウェブメディアの中国新聞網が投稿したもので、日本の共同通信の報道を引用し、シャンシャンの中国返還まで約1カ月となり、東京の上野動物園では20日、お別れの前に一目見ようと、開園前から長蛇の列ができたこと、2日続けて訪れた男性によると19日は3時間待ちだったこと、21日からは検疫期間に入るため観覧は事前抽選制となり、抽選で会えるのは1日最大2600人までで、最終観覧日は2月19日であることなどを伝えた。

この投稿に対し、中国のウェイボー利用者からは「シャンシャンは（不適切な扱いをしていると動物愛護団体から批判された）米国の動物園にいるパンダに比べて、ずいぶんときれいだな」「米国のパンダはひどい目に遭ったようだな。一日も早く返還されてほしい」「日本人は本当にパンダが好きなようだな」「日本にいるパンダは幸運」「日本人は本当に行列と抽選が好きだな」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）