国務院報道弁公室が19日に行った記者会見で、商務部などの政府部門は、春節（旧正月）の大型連休期間中の市場への供給の保障や連休中の消費促進などの状況について説明しました。

商務部の責任者によれば、現在のところ市場への供給は十分であり、価格は全体的に安定しています。大手卸売市場やチェーンスーパーの生活必需品の商品準備量は通常期より20～30％増加しており、前年同期比では10％ほど増えたということです。

また、実店舗小売店や飲食、他地域に足を運ぶ観光など様々なオフライン消費の回復が加速していると共に、オンライン消費は依然として旺盛な勢いを維持しています。春節当日の22日が近づくにつれ、伝統的な年越し用品や特産品、帽子・衣類・装飾品、生花や慣用植物の売れ行きが急速に伸びており、オフラインの飲食の回復も加速しています。著名老舗飲食店の「年夜飯」（大晦日の夜に一家団らんで楽しむ食事）は予約が殺到します。

そのほか、観光、観劇、映画鑑賞、展覧会見学、スキーなどの体験型消費も人気ある年越しの仕方になっています。また、グリーンで健康的な消費理念は人々の心に深く入り込み、有機食品やフィットネス器具、アウトドアスポーツ用品などの販売量が急増しています。

さらに、都市部と農村部の住民の消費需要を満たす「2023全国オンライン年越し用品祭」は1月28日まで続き、その後は「老舗フェスタ」「中華グルメ祭」などの特別イベントが開催されます。（提供/CRI）